スポーツ障害

スポーツ障害

スポーツでの転倒などによる突発的な外傷(ケガ)は、「スポーツ外傷」と呼ばれ、「スポーツ障害」とは区別されます。
スポーツ障害とは長期的に同じスポーツを続けることなどにより、体の一定の部位に負担がかかって起こる障害です。
スポーツにおける体の使い過ぎを原因とするもので、成人だけでなく、成長期の子供にもよく起こる障害です。

野球肘

投球動作を積み重ねることにより起こる肘の痛みです。
正式な医学的名称は上腕骨内側上顆炎と言い、肘の内側に痛みを生じるもの、肘の外側に痛みを生じるものがあります。
別名、リトルリーガーエルボー、ベースボールエルボーとも呼ばれ、一般に野球の投手に多く見られます。

野球肘の治療と対策

主な治療法は、温熱療法、電気療法、ハリ、灸などがあります。テーピングも筋肉の替わりになるので、負担軽減に役立ちます。

根本的には、投球フォームの改善が重要ですが、骨や筋肉の個人差によって痛みが出る方と出ない方がいます。良い投球フォームか悪い投球フォームか指導者によっても違うため、なかなか改善することは難しいです。
そこで大事になるのが、ストレッチです。肩や肘を故障する選手は、多くが柔軟性がない選手が多いため、小中学生のときからケアの仕方もしっかりと指導する指導者が必要です。

シンスプリント

下腿内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生します。
骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴で、脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)とも言います。
基本的に体を動かすどの運動においても、十分な筋力の整っていないうちからいきなり激しい運動をした際に起こりうるものですが、マラソン選手や陸上競技のランナーなどには特に起こりやすい障害です。

PAGE TOP
診療時間
午前 × ×
午後 × ×
■受付時間
午前 9:00~12:00
午後 15:00~21:00
土日祝 9:00~15:00
■休診日
火曜・水曜